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ご近所の古いお家を直させていただくことが多いです 。
滋賀県では紅柄(べにがら)という 柱を赤く塗る真壁の
お家が沢山あります。真壁(柱が内外ともに見えているつくり)は
柱と梁の間に壁を作り、そこに漆喰などの仕上をしています。

また、そういったお家の離れには「藏」があります。
財産を守るために本家とは違うところに建て、まあいわゆる
大きな金庫の様に使われていたようですが、そこは置き屋根といって
まずは土壁と漆喰で屋根も形づくり、その上にわざわざ木組をして
屋根をさらにかけていきます。

今の時代にここまでの仕事をするにはとってもお金がかかります。
それは技術の衰退や人件費など様々な要因がありますが、
私は、住まい手側にも遠からず変化があると思っています。

住宅はどうしても劣化や 汚れが出てしまいます。
いかに日頃気にしておくかが早期発見!のコツです。

つまり、お家にいる時間や向き合う時間が、昔のほうがあったからこそ
こういった高価な仕事を大事にできるのではないか?と思っています。
ワークライフバランスが良かったとも言えますが・・・・

そこにライフのようなワークがあったと思いました。
草を抜く、基礎回りを綺麗にする、外壁の埃を取る、
屋根をじっと見てみる、建具に蝋をぬる、畳を干す、障子を張る・・・
これはDIYでなく、私はライフとすべきかなと思っています

もっと建物や住まいに向かう時間を作るためにワークライフバランスを考えて
みませんか?余暇として旅行や買い物、まったりと過ごすことだけが
ライフではないと言い切りたい(笑)

こだわったお家を長持ちさせたり、より美しくしたり。
家のために休みを過ごす。。。こういう暮らしお勧めしたいです。
まあ、この動きを「勤勉」とほかの国の皆さまが見てるのかも
しれませんね!

バイオマスエネルギーも、窓の開け閉め、日射遮蔽のスクリーンを下げることも
大きなライフのイベントだと思います。生きることを楽しめる幸せ
そこには「足るを知る」ことも必要です。たくさん買うために
収納を大きくしたり、より多く稼いでくる羽目になったり、
どんどんワークの領域が大きくなるのです。

DIYでものつくりするだけが、大きく取沙汰されていますが、そもそも
その棚が必要なの?という観念も必要かと思います。
きれいに掃除するライフから、住まい方を研究してみたいですね!