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先日もフェイスブックで試していましたが、GPSでその場のその時期の太陽の位置を知れる「Sunseeker」その他にもアプリとしては沢山ありますがこれがお勧めです。
https://itunes.apple.com/jp/app/sun-seeker-3d-augmented-reality/id330247123?mt=8

携帯電話にはGPSの他に、方位磁石が入っています。しかしこれが磁北と真北とどちらを感知しているのでしょうか?携帯のアプリにもよりますが、iPhoneはどちらかをセット出来ます。建築屋はやはり真北が欲しくなるでしょうね。磁北は文字通り方位磁石が指す北のことで、真北とは地球の地軸の北のことです。この磁北と真北には場所によってズレがあります。たとえば沖縄だと約4度とか、東京だと約7度とか。このズレのことを磁気偏角といいます。日本では真北は磁北から西にずれる(アメリカなど地域によっては東にずれる)ので磁北から磁気偏角を引いてやれば真北を求めることが出来ます。

既存住宅の場合、顕著に威力を発揮します。現在の窓に向かってかざすだけで夏至~冬至の太陽の位置が把握でき、夏の庇の計画も現地で大まかに検討できます。更に面白いのは寝転がってどこまで窓から見えるかな~~と見てみて、窓から切れたところがその時間の日射の位置です。大変ですがそれを繰り返すと床に日射のラインが書けます。まあ、3次元CADでもできるのですがね(笑)このアプリの良いのは、カメラで写した景色に太陽のラインが重ねられるところです。写真に取って情報共有できるのも便利です。

もう一つおすすめは現調の友、「My Measures & Dimensions PRO」です。いたって簡単なのですが、写真に寸法や注釈が書き込めるのです。これだけではめんどくさいだけのものですが、現場管理者がこれを使って設計者や業者さんにメール添付して指示できるのです。スマートフォンはほとんどはPCメールに転送出来ますから、ノートパソコンいらずの素敵なアプリです。

http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/035/35293/

こんなアプリを使って現地調査は楽しいです。
もしスマートフォンをお持ちなら使ってみてください。また面白いアプリがあれば教えて下さいね!