ウチの日当たりいいかもしんない!

晴れた日には太陽の恵みを、雨や風の日には安らかな眠りを 暑い日には木陰の爽やかさを、寒い日には真綿のぬくもりを 笑って過ごしたい夏見工務店の社長のブログ

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地盤は歴史の積み重ねです。
このお家もいまは地面の上ですが。実は元は川の上だったのです。
古地図を含め昔を知ることでもっと見えない地面のことがわかってきます。

今や高性能な住宅は静かで安心して暮らせるいい環境です。
それは触れている空気に対し真面目に付き合うことによって
もたらされる快適な空間です。

でも触れているのは空気だけでしようか?

地面に支えられて生きています。
でもそれだけじゃないんです。
細かな振動や周りの音、地下水からの熱。
大きな快適の要素が地面にあるのです。

見えない地盤、もっともっと気にかけて頂いて、
声を聞いて、歴史を知って、
尊敬し付き合って行きたいと思います。

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先日、日経ホームビルダーという住宅建築の業界紙に取材をしていただきました。
お題は「地盤設計と第三者機関での判定を利用するにあたって」
と何だか???なテーマになっています。

住まいを計画するにあたって、皆さんはどういったことを考えるでしょうか?
間取り、デザイン、仕上・・・・たくさん ありますよね?
でもどこを中心に考えたらよいか。。。。

私はどこが中心でもいいと思います。
どうしてもこれ以下はダメだよ!
どうしても守るべきラインはここだよ!
というポイントは工務店や設計者が持てばいいと思っています。
それを守った上で、 どこに住まいの重点を置くのか決めてもらえれば、と思います。

たくさん勉強している中で、ものすごく難しいのが「地盤」です。
目に見える建てもの(上部構造)にたいし地盤は字のごとく支える盤となります。
で、そんな大事なのに見えない「地盤」どうしても気になります
今回そんな疑問を「ソイルペディア」さんという
地盤の専門会社にいろいろ相談し、調べて調べて調べつくしました。
第三者機関というのはソイルペディアさんのことです
http://www.soilpedia.co.jp/

地盤がどうなってるのかは通常は地盤補強を仕事にしている業者さんに
判定するための試験をしてもらいます。それをスウェーデンサウンディング試験といいます
その結果から地盤補強するのですが、その時の判定にはいろいろな考えがあります。
基本としては国の基準としてJISで規格されていますが、どれくらいが安全か、
どういった配置が最良かは、地盤補強会社に一任する場合が多いです。
構造設計によって計画される場合もありますが、一般的な住まいの場合はほとんどありません。

つまり、ある一定の基準はありますが、どの補強会社、どの補強方法を利用するかによって
その会社・工法による判断になってしまうことが多いのです。
そこで、補強会社とは別に、判定・計画を専門にして、補強計画を考え、
補強方法を決めて一番その方法の長所を伸ばすような計画をする・・・
どうしても見えない地盤には必要なことと思っていました。

今回、お施主様のご厚意で、そのチャンスに恵まれ、ソイルペディアさんと
コラボできることになりました。その記念すべき最初の物件を取材いただいたというわけです
どうしても守るべきラインはどこか?地盤でも大きく進みます!! 
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新潟から上野住建・渡邊さんが先日、来社くださった時に
長く日本に入っているが実態をあまり知らなかったメーカー
「アンダーセン」のお話しをしてくださいました。
木製サッシで窓の性能値:Uw(ユーダブリュ)=1.64となっています
一枚ガラスのアルミサッシがUw=6.00 ペアガラス樹脂サッシでUw=2.33
と考えますと、アルミサッシの3.65倍、ペア樹脂サッシの1.42倍、熱が漏れにくくなっています
同じように景色が見れる窓でも、こんなに違ってしまいます。

値段もその分高いんでしょう?と思いましたが・・・
アルミサッシが一件分で100くらいとするとペア樹脂サッシが155くらい 
アンダーセンは意外にも180くらいなのです。
http://www.uenojyuken.co.jp/products/brand/andersen/
上野住建さんは日本で2つある代理店の一つです。

サッシなどの場合非常に困るのが「部品」です。
このサッシはもう日本に入って30年。つまり30年前のものもあります
ほとんどの部品をいまだ持っているということにびっくりしましたが、
たくさんの在庫もあるようで安心です。

実際のサッシを送っていただきました。面白いことに日本のような耳つきです。
日本のサッシは防水をしやすいようにサッシにひれのような耳がついています。
そこに釘などを打ち付けて固定する方法が日本式サッシでは一般的です。

アンダーセンでは防水の目的が大きく、木製の枠の周りを守るように
くるんであり、それが外部の防水層につながるしくみです。
サッシ自体は木製の枠で部屋側で固定する方法です。

非常にシンプルで長く歴史があり、日本の高温多湿にも対応する。
そして安価であることが非常にうれしいサッシです!
弊社に置いておきますのでご覧になりたい方は是非! 
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