ウチの日当たりいいかもしんない!

晴れた日には太陽の恵みを、雨や風の日には安らかな眠りを 暑い日には木陰の爽やかさを、寒い日には真綿のぬくもりを 笑って過ごしたい夏見工務店の社長のブログ

温熱をつき詰めていくといくつかの問題に当たります。
どうしたって!とあきらめるのもいいのですが
何とかして解決したいものです。

断熱を単純に考えていくと、一筆書きになりますね。
どこで一筆にするのか。。。
精いっぱい外側にすることで、中の人だけでなく建物も守れる
そんな答えが出てきます。
最前線で戦うことが求められる外部との境目に
断熱を置くのが一番効果があるのですね

外には誘惑と危険がいっぱい!!
紫外線もあれば雨や風もあります。 
もしかしたら鳥の巣になってしまうかも。
だって断熱材ですから(笑)

こうなったら断熱材も守らなければなりません。
どうやったらそれは守れるのか。。。

シロアリもそうです。
断熱材があるから来るわけではありません。
四方八方から無作為にきて、当たるとグルグル回るか、上に上がります。
その先に木があると、蟻道のホルモンも濃くなって
何度も行き来が行われます。

シロアリは20年以上巣を維持します。
今目の前にいるのは、ほんの少しです。
戦い続けるのは容易ではありません。

一つ一つを注意深く研究して、どういったことが起こり得るのか
シロアリが何を考えているのか。果てしなく考えていきます。

基礎断熱をはじめ、高断熱は自然との共存を目指さないといけないでしょう。
廃棄したあとのリサイクルもそうですね。

こう考えるのは楽しいと思いませんか?
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1984年85年の鈴鹿8時間耐久オートバイレースに参戦した
「WhiteBull」というバイクがあります。
チーム生沢/無限/ムーンクラフトというそうそうたるメンバーのコラボチームです。
極彩色のチームが乱立する中、真っ白なボディに赤のみのロゴで
ちょっとおとなしかった印象があります。

ムーンクラフトの由良卓也さんは、車のボディデザインでは一世を風靡していて、
由良さんのボディでないと勝てない、とも言わしめていた人でした。
バイクに興味を持っていた私は、このころバイクレースにはまり、この8耐も
見に行ったものです。

現実に近くでこのバイクを見ているのですが、写真では想像のつかない程コンパクトで
他のバイクのカウリングとは全く違う考えになっている事を知りました。
当時すべてのバイクはハンドルの前からエンジンをすっぽり覆って後輪の手前まで
玉子の様に包むのが主流でした。WhiteBullは空気の流れからそれを上下に分け、
ライダーへの負担と、エンジンの冷却をうまくバランスさせていました。

耐久レースとはいえ、世界戦の中では一番短いとされて、スプリント競技とみなされていた鈴鹿8時間耐久レースは、各社ともスプリント仕様の内外装とする中で、このバイクはシートを分割し、厚みと幅を持たせ、ライダーの疲労や振動を軽減したりもしていました。シートカウルも今では常識になっている形状を早くも取り入れ、ライダーとバイクの負担を減らす大ぶりな独特な形状をしていました。
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当時、いろんな批判もありましたが、耐久レ―スにおいて、チームで考え
いろんなマネジメントをし、ライダーが最大限仕事をできる環境作りを
ゼロから考え、形にすることができたことに尊敬をしますね。

これから家つくりがまったく同じ様相を呈していることに気づきました。
もっともっと住まう人にフォーカスをして考え方を変えてみようと。
しかしこのバイクも同じように、乗り手(住まい手)も
変えなければうまく乗れない(住めない)と思います。
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自分たちを取り巻く変えようのない世界、それと自分たちが生きて繋げようとする世界、
新たに知ってそれを取り込みたい世界。
作り手も住まい手も少し立ち止まって考えないといけませんね。
何のためのお家なのか?部屋なのか?窓なのか??
住まいの原点から見直すいいチャンスかもしれません!




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ゾーン断熱、というものをしています。
数年来、既存のお家をどうしても寒さから逃れたい!という相談が
後を絶ちません。
相談してくださる方は、子供を巣立たせたご両親や、もうおひとりになった方
金銭的に余裕はないけれど、寒さ暑さが染み入るお年頃のお方が圧倒的です。
家族たくさんでワイワイやっていたお家も、一人ずつ巣立っていくにつれ、
一部屋ずつ余っていき、今や二階は都合のいい物置(笑)
盆暮れ正月にはにぎやかになるも
360日は静かな生活だよ、という方がほとんどです。

断熱気密をすることで、冷暖房が効率よくなります。
高断熱高気密になっているお家の、冷暖房の効き方が、緩やかで優しいことを
いまやたくさんの方が体感しています。
温度を急激に動かすのではなく、じっくり小さな変化でいられるようになると
体も警戒を解いてリラックスしてきます。無駄な緊張は肩こりなどの筋肉の緊張をおこし
血流も悪化してしまいます。

では、この二つをどうやって結びつけるとしましょう??

「家の中にもう一軒建てませんか?」
いつもこう話し始めます。

手を余すお家をすべて断熱気密をするのは資金的にも難しく、現実的ではありません。
かといって、お風呂だけ、窓だけ良くするのは
温度差がかえって大きくなるかもしれません。
そこで、まず生活を小さくできるか相談します。
実際の生活をじっくり見るとそんなに大きなエリアが必要なのではなく、
作業すべき場所がまとまってさえいれば、ちっちゃく住めることがわかります。
「食う、寝る、家事する、風呂る、おトイレる」に「しまう」があれば大丈夫。
これをこじんまりまとめたいのです。

小さな住まい方が決まればもう簡単。その範囲を断熱しましょう。
さらに窓はできるだけいいものに。
範囲が小さいので、無垢のフローリング貼ってみたりできるかも。
お家に帰ってきたらそこから出ない。そこに吸い込まれていく。
愛をこめて「断熱ホイホイ」って呼んでます。

住まいを変え、住まいかたも一工夫することで、面白く気持ちのいいお家に
変えられます。

 

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